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サイトの命名者である、KOTOKOさんに関連したブログです。 KOTOKOさんはもちろんですが、知り合いDwarfさんとの話もこちらに書いて行きたいと思います。
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テイルズオブファンタジア(スーパーファミコン(SFC)版)

当時のナムコ制作のRPG、キャラクターデザインは「ああっ女神さまっ!!」で有名な藤島康介さん。

SFC版ですから、当然のことながら(任天堂が最後までこだわった)ROMカセット版です。



購入したその日、どんなRPGかと期待に胸ふくらませ、本体にカセットをセット、電源をONに。

「この世に悪があるとするならば それは人の心だ」

突然スピーカーから聞こえたのが、上のセリフでした。

「ROMカセットでしゃべらせる!?」

当時はもう、CD-ROM媒体のゲームが続々出て来ていて、音声は生で録音されたものが使われていました。逆を言うと、CDは音楽などを供給しているように、生音を録音し、再生することが出来ます。なので、当然のことながら、音声なんかも録音可能で、全編フルボイスなんてのも全然ありでした(まだ、CD-ROMの可能性が未知数でしたから、フルボイスのゲームはありませんでしたが)。

一方のROMカセットは、集積回路の集まり、基盤の集まり、で作られたものでした。と言うことは、音声を再生するにしても、データ化して、それをプログラム言語に変換、集積回路に収めて、ゲームプログラムをトリガーに音声を取り出す、と言うことをしなくてはなりません。まして、一度データ化してしまうと、音声は劣化します。(現在のMP3のような高精度のデータ化はまだ主流では有りませんでしたので)。それなのに、きちんと聞き取れる声で、ROMカセットがしゃべったのが、とんでもない驚きでした。仮に、ROMカセットでしゃべらせたとしても、録音ノイズなのか詳細は分かりませんが、「さーっ」と言う、音声を曇らせるノイズのようなものがかかっているのが当然でしたが、このセリフは鮮明でした。

と、音声に驚いていたら、オープニングの音楽が流れ始めました。

SFC版テイルズオブファンタジアのオープニング曲は、少々おどろおどろしい、一瞬暗めな曲の入り方をします。

が。

「ROMカセットが歌いだした!!」

CD-ROMで歌を収録、オープニング曲とするのは、1トラックを使用して曲を録音、プログラムがそのトラックを引っ張ってきて流せば、オープニング曲はすぐに流せます。このテイルズオブファンタジアではROMカセットなのに、鮮明にしっかりと歌を歌っていたのです。データ量の関係もあるのか、1コーラスだけでしたが、バックではゲームでもやら、キャラクター紹介やらがされていて、処理落ちすることもなく、歌い続けたのを聞き、とんでもない時代になったもんだ、と思ったものでした。

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現在はもう、ROMカセットでゲームを供給することもなくなり、DVD-ROMやBD-ROMなどで鮮明な音楽とともにオープニングで歌を流すと言うのは当然になってきています。ですが、ファミコンからの進歩を考えると、ROMカセットで歌を入れてしまうと言うのは相当なことだった、と言うことなのです。

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以上が前置きで(長いよ(怒)

主題歌「夢は終わらない ~こぼれ落ちる時の雫~」ですが、この曲は上での話と絡んで、とてもよく覚えています。サウンドトラックで綺麗な音声と音楽とで聴くこともできますが、某動画サイトでは、SFC版のオリジナルの音声で曲が聞けて、感動ものです。

吉田由香里と言う方が歌われていたそうですが、素性を知りません。

ですが、「初代テイルズ」=「夢は終わらない」=「吉田由香里」と言う公式は完全に成り立っています。ROMカセット版の曲をどうとるかは、それぞれの方の自由ですし、音声が確実に劣化しているのは否めません。

ですが、それでも当時の画期的すぎる「歌うROMカセット」は、物好きには忘れられずまた、ものすごい驚愕の出来事だったと思います。

最後に、ミクはRPGは大好きなんですが、「途中からは自由にどこからでも攻略できるよ」的なタイプのゲーム(初代テイルズやFFシリーズ)が苦手で、自由行動になった途端、どこにも行けずにゲーム終了になってしまいます。この初代テイルズも、空を飛んで自由に攻略できるところまでで、出来なくなりました。…ミクはDQシリーズのように、一本筋のシナリオRPGが好きです。…ちなみに、今までのDQナンバリングシリーズは全てクリアしましたが、最新10はオンラインシステムを受け付けないため、やっておりません。テイルズシリーズは、二作目の作画が「いのまたむつみ」さんになって、やる気をなくして以来、触っても居ません。

…コンシューマ機でゲームをもうしていないのでRPG好きと言う言葉は返上する頃合いのようです。

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