INTERMISSION －ちょっとよそ見 その捌／下田麻美－

下田麻美。

声優。ボーカロイド「鏡音リン・レン」のボイスデータ提供者。

アイドルマスター「双海　亜実・真美」の声を勤める。

CDはオリジナルミニアルバムを1枚、鏡音にかかる曲11曲のアルバムリリースしている。

双海と言えば、「とかちつくちて」でピンと来る人もいるのではないでしょうか？

それをまさに実現した人がこの下田麻美です。元々、双海のキャラクターイメージを

していた時に、まだ小6と言う設定なので、舌ったらずにしてみようとして、意識して「とかちつくちて」と歌った、と言う話です。

鏡音のボイスデータ提供者としても有名。

「下剋上」と言う曲があります。鏡音リン・レンの歌う、初音ミクに対する挑戦状的な曲ですが、実際、下田麻美とミクのボイスデータ提供者、藤田咲は中が良いそうです。

ミクがここで書きたいことは、「その漆」で書いた「悪ノ娘」の事でして。

「おーっほっほっ、さあ、跪きなさい」とか「この無礼者!!」と言ったセリフは、さすが声優、14歳くらいの子の声に近づけて、しかし「王女」たる実力を持つ者として強さを見事に表現しています。

先述の舞台「悪ノ娘　～凄艶のジェミニ～では、「悪ノ娘」「悪ノ召使」「リグレット・メッセージ」と言う、悪ノ娘を構成すると言われている三曲をレコーディングして流したり、ナレーションとして参加されていたそうです。

実際の下田麻美を見たことが無く、声も聴ける範囲内でしかわかりませんが、この方は歌が上手だと思います。とくに「Prism」と言う、鏡音の曲を集め、下田麻美が歌ったアルバムでは、曲それぞれのイメージをそれぞれの製作者さんと話して、こんな感じのリン／レンで歌って、と言う話をされていたとかいないとか。

ですが、見事に曲のイメージのリンとレンを表現して、歌割れているので、これはすごいと思いました。

声優として先述の笠原弘子が歌姫の元祖なら、下田麻美は現役の歌姫と言えるくらい、歌はうまいと思います。

…アニメでキャラクターを務めているのを見たことが無いので、声優としての評価がないのですが…。

それ以前に、下田麻美は歌手だなと感じてしまっているので、あまり歌っている彼女は違和感ありません。

下田麻美の曲…特に、「悪ノ娘　～凄艶のジェミニ～」版の下田麻美の歌声とセリフを聞いてみてほしいものです。