INTERMISSION －ちょっとよそ見 その玖／ボーカロイド－

ボーカロイド。

世間一般にはこの名で知られているが、実はYAMAHAが作った歌を歌わせるためのソフトの『エンジン』が『Vocaloid』というのは、あまり知られていない。

現在はバージョン３(Vocaloid3(V3))が市場での最新。

クリプトンフューチャーメディア制作の、「初音ミク」(V2)が突然現れて、一気に火が付いた感は否めない。クリプトン～に至っては、Vocaloid1で「KAITO(カイト)」と「MEIKO(メイコ)」と言う先輩が居たりする。V3になって、カイトとメイコは新たになのかは不明ながら、再リリースされている。他にも、鏡音リン・レン、巡音ルカなどがいる。

インターネットと言う会社からは「ガクッボイド(V2)／神威がくぽ」と「めぐっぽいど(V2/V3)／GUMI」がリリース、神威がくぽはあのGACTOが音声データ提供者で、調教(Vocaloidで歌の調整をすることを調教と言う)が素晴らしいと、GACTOが歌っているとしか思えない声色を使うことができる。GUMIは声優の中島愛が音声データ提供者だが、こちらも調教がうまく行くと、中島愛が歌うように聞こえる。

YAMAHAがV3エンジンを出してからは、YAMAHA自体も含めて、新規に数社がキャラクターを作っている。

…ミクは追い付けていない。

俗にDTM(DeskTopMusic)と呼ばれていると言いうこの分野、実際に詩や曲を作る能力が少しでもないと、やっていけないのではないかと思っている。ミク自身は詩は頑張れば作れるかも知れないが、曲はまったくだめなので、DTMについては手の届かない分野だと思っている。

TOYOTAアクアのCMで使われた曲に「千本桜」と言うのがあるが、実はこれもVocaloidの曲が元。

この曲を創った「黒うさP」の曲は他に「カンタレラ」と言う曲があるが、V1カイトとV3カイトのバージョンがあり、どちらもきれいなカイトの歌声ではあるが、V3に至っては、Vocaloidと言うエンジンを使用していないような滑らかさがある。

聞く専門だけど、色々なVocaloidの曲に触れてみたいと思う。

特に悪ノP(先述)の曲は興味があるので。