奈良弾丸ツアー 其の弐／二日目奈良到着～三日目朝

二日目／一人大阪日本橋、彷徨い旅＆呑み会

※お詫び（私信）／今回はちょっと残念な報告が含まれています。そう言う意味では、ナビゲーターのナオさんには大変な失礼をしてしまって、申し訳なく思ってます。懲りずにまた呑んでください。

と言うことで、夜行バスに揺られること数時間。定刻より早い、６：３０ＡＭ頃にＪＲ奈良駅に到着です。

この日は金曜日、なので、案内をお願いしたナオさんはお仕事。

（え？琥珀は仕事どうした？それはそれで色々事情がある者なんです。）

なので、今日の昼間は一人行動でして。色々と考えたのですが、すっきりしたい気分があったので、早朝６：００ＡＭから開いているスーパー銭湯に行くことに。しかし、地図はプリントアウトしてきたものの、未開の地、右も左もわからないのに、入り組んだ地元道を歩いた方が（今回の旅は基本、歩きです）早いと言うことが分かりました。

最近は便利なもので、携帯・スマホにはＧＰＳが大体必須として搭載されています。となれば、ナビゲーションが使える、と言うことで、早速スマホで歩き用のナビを起動。某スーパー銭湯を入力していざ出発。

元々琥珀は歩くのは好きな方なのですが、養生中にとんでもなく太ってしまって、動くのが苦手になってしまっている部分があるのです。今回は楽しないで、歩けるところは歩く、と言うルールの下で歩きました。途中でだんだん右足（かかとと小指）が痛くなってきました。履き慣れた靴をチョイスしてきたのですが、軽く靴擦れを起こしていました。小指は靴下の縫い目に出来たこぶのようなものが当たっていてはれていました。取り敢えず銭湯に到着するのが先決と、何とか歩きとおしました。距離、約２．５ｋｍ。３０分ほどで目的地に到着し、早速風呂につかリます。（あ、身体とかは洗いましたし汗もきちんと流してますよ。）

本来はココで朝ごはんを、と言う予定でしたが、お食事処が１１：００～となっていたので断念。次の予定はココから２ｋｍ程の近鉄新大宮駅から、数駅先の富雄と言う駅で、天理スタミナラーメンを食すことにしていました。富雄着、１１：３０以降でないと店が開いていないので、くつろぎどころでこの先の行程を見直しです。ちなみに富雄駅１１：３０着で行こうと言うのは、ラーメン屋が１１：３０からの開店のためでした。

見直し、と言いつつも、この先は富雄で昼食、そのあとは富雄から近鉄日本橋に行く予定、日本橋では行く店も買うものも決まっていたので、そんなに厳密にスケジューリングしなくても大丈夫でした。

…スマホの電池がふと見るとヤバいことになっていました。残り２８％。充電を、とポータブル充電器を出して充電開始、…したものの、以前から持っているものが５分程度で充電を止めてしまう状態になりました。数回繰り返しましたが、とにかく５分前後で確実に止めてしまうと。なので、もう一台のホーダブル充電器を接続して充電すると、こちらは問題なく充電できる状態でした。何が原因なのかはよくわかりませんが、多分、異常発熱でポータブル充電池が止まったか、なにかを誤認識して、スマホの電池は満タン状態、と認識していたのだと思います。あともう一つ、出力が足りなくて、スマホが充電状態を維持できないで充電を中止してしまったかも。考えられることはいろいろありましたが、確かめようがないので、それはそれであきらめました。

もう一台の方は全く問題なく、取り敢えず電池は５０％まで回復。…この先まだまだナビを使うことを考えると、この一台のポータブル充電池だけでは少々心もとないのですが、なんとかこれで乗り切らねばなりません。そんな充電器騒動を一人で起こしていたら、まもなく１０：４５ＡＭ。近鉄新大宮駅までは３０分と言うことで大体良い時間になったので、スーパー銭湯から今度は新大宮駅へ歩き移動。

この日は特別暑いわけではなかったのですが、元々汗かきの琥珀はとんでもない汗をかいてました。滴り落ちるくらいです。で、こういうときに限って、フェイスタオルとかが無い。やむを得ず、途中のコンビニでフェイスタオル購入です。で、新大宮駅に無事につき、時刻表を確認。…１１：３０ＡＭまで電車が無い。と言うか、乗り換えはたぶん迷うので、乗り換えなしで行くと、１１：３１発と言う電車に乗ればＯＫと言うことでした。なので、その電車で富雄駅まで。

天理ラーメンが駅前にあると言うことで地図は確認していたので、すぐに見つけて入店。

メニューを見るといろいろありますが、ここはスタンダードに店の名前である「天理スタミナラーメン」を半チャーハンセットで頼み、あと餃子とビール。…昼間から飲むビールって美味いですよね。スタミナラーメンですが、麺は細めのストレート麺。辛いらしいのですがその辺は全く辛くなく。味はちょっと薄めの味でした。ニンニクと豆板醤、それに白湯スープ、と言う組み合わせのようでしたが。追加用のニンニクと豆板醤があったので、自分で追加していい感じの味を作りました。嫌いではないですが、毎回来たいかと聞かれると微妙です。一方のチャーハンは、最近どこの店も、味付けが薄いと感じる中、しっかりと主張していて、濃い目の味付けのチャーハンでした。これは抜群の味。餃子は・・・普通に餃子でした。

九州出身の親友とラーメン屋に行った時に話したことなのですが、関東でラーメン屋では、テーブルの上にある調味料は、ホワイト（orブラック）ペッパー、ラー油、醤油と「酢」があるのが一般的です。餃子を食べるときは、ラー油と酢と醤油を自分なりの調合で混ぜて、餃子を食します。ちなみに琥珀は酢多め、ラー油多め、醤油少な目と言う偏ったたれを作って餃子を食べています。

が、西日本は主に「餃子のたれ」と言うものがあり、酢は置いてないと言うことでした。で、天理スタミナラーメン。うん、酢が無い。自分の目で確認してきました。餃子のたれらしいものとラー油でたれを作って食べましたが、なんか酢が無いのが残念でした。（ラーメンに酢を入れたい人はどうするんだろう？）

そのあとは、近鉄日本橋まで足を伸ばします。一部の関東民は「西の秋葉原」と呼んだりすることがある、大阪日本橋。どんな街かわくわくしながら電車に揺られて行きました。

降りてみて改札をくぐると…地下商店街がどーん。とありました。取り敢えず、現在位置と出口を確認しようとして地図を見ましたが、出口番号が商店街内にある番号と合致しない。見方が悪かったのでしょうが、出口がわからない。取り敢えず、適当なところから地上に上がりました。…地下街を歩いていて感じたこと。昼間からやっている居酒屋さん（主に立ち飲み）が多いことと、昼間から呑むのを「悪し」としないで呑んでいる方々がちょっとうらやましかったです。

出るとちょうど目の前が「堺筋」。今回の目的のお店は「PC-ONES」と言うパソコンショップ。堺筋に沿って歩けばそのうち、店にぶつかると言うことで、とにかく堺筋を歩きました。東西南北がわからないので、北上したのか南下したのかとか、わかりません。しば～らく歩いていましたが、なかなか信号の現在位置表示が変わらない（「日本橋３南」の先にショップがある）ので、スマホ出して、またナビ動作です。お店近辺まで来て、さすがにスマホの精度ではショップそのものと自分の位置をぴったりに合わせられないようで、お店の辺りをぐるぐるしてましたが、なんとか、辿り着きました。

この「PC-ONES」では、USBメモリを買うつもりでやってきました。通常のUSBメモリ…とはちょっと違う、スマホに直差し出来る（USB-Bマイクロコネクタの雌口を持っている）USBメモリを見つけに来ました。ラインナップを見ると、なかなか通常使い＝スマホ直差し可能な物の種類がありました。容量は８ＧＢもあればいいかと思ったのですが、８ＧＢと１６ＧＢの値段差が３００円程度で、８ＧＢは９００円台、１６ＧＢは１２００円台と言うことで、３００円出して容量が倍に増えるのならと、１６ＧＢを購入です。

お店自体は他にもPC自作フリーク～マニアが欲しいようなパーツを売っているお店でした。パーツ…と言うか、床に直置き可能なもの（ケーブル類とか）は直置き、それ以外の物も、一応棚に置いてあったりしましたが、意外と乱雑。

もしかしたら琥珀はこの店で半日は時間を過ごすことが出来そうです。

まず、魅かれたのが、ハイレゾ再生可能なアンプ（しかもマイクロＰＣと同じくらいの大きさ）がありまして。ハイレゾ…ハイレゾリューション、高音質音楽のことで、通常のＣＤよりもコンピュータデータ化した時点での情報量がハイレゾのファイルの方が精密になっている（ＣＤデータの方が粗くて１００％の音ではない）と言う音質が再生できると言うものです。が、実際ハイレゾは音楽ファイルもハイレゾ対応していないと、結局はＣＤデータと同じになってしまうので、ある意味、ハイレゾ化データを持っていない琥珀は「興味を示しても、意味が無いもの」だなと言うことでじっくり見たので、「なるほど」と言う感じで終わりました。

あと、ＰＣパーツで欲しているのが、ＤＶＩ端子で接続できるグラフィックカード。現在のＰＣにもグラフィックカードはありますが、カードを買った時にＤＶＩ端子が一つの物を買ってしまったのです。当然これはメインディスプレイに繋がります。が、琥珀はイラスト用に液晶タブレット（絵描き用）を持っていて、これもＤＶＩ接続なんです。今までは、グラフィックカードの買い替えしか頭になかったのですが、色々調べると、ＵＳＢから変換したりする方法があると言うことがわかり、そのパーツは無いかと探し見つけました。大体の値段を確認して仕様を見て、納得した感じでした。

他にも小物とか売ってましたが、必要なものだけを購入して退散。…どんどん物欲が強くなって行ってしまうので。

近鉄日本橋に戻りながら「西の秋葉原」と言う割には、ねじ屋さんとか金物屋さんとかは有るけど、萌え要素のお店とかが無いなぁ…と感じていましたが、ある交差点…たまたま左を向いたら、アニメイトがどーん。とありました。「ああ、一本中側なのか」と納得して、久々にアニメイトまで。このビル自体が「アニメイトビル」と言うビル名で、ここのアニメイトの所有物のようでした。

各階案内を見ると、１，２階はアニメイト、３階らしんばん、４階メロンブックス。

…東京だとこんなに各店舗が混在したビルは無いなぁ。しかも、アニメイトとメロンブックスって、おおもとの会社か別だったりするんじゃなかろうか？

と感じながら店内へ入った途端、色々なラノベ、コミックス、設定資料集などが山積み…。おお、全くの異世界に来てしまった。と言う感じで、タイトルが全くわかりませんでした。かろうじて「艦これ」のタイトルが理解できた位。

で、ＣＤ売り場に行ってみると、前から気になっていた「和楽器バンド」のＣＤとＢｌｕ－ｒａｙを発見。お金にはちょっと余裕がある…買おうか買うまいか。しばらく粘り葛藤しましたが、買わないと言う選択を。そのままメロンブックスに…入った途端、真正面に和楽器バンド。もう、これは買えって言っているわけだよね。くらいのことを感じ、結局買ってしまいました。（そのおかげで、最終日にちょっと呑むことを考えていたのですが、出来なくなってしまいました。）

結局和楽器バンドのＣＤを買って、うはうは状態で新大宮駅まで戻ります。

途中、のどが渇いたので自販機（全品１００円）で５００ｍｌをかったところ、ルーレットがそろってもう一本。

…いや、そんなに飲みたくはないんだけどね。

一息入れて、近鉄日本橋のある地下街に到着。…するも、自分がどこにいて、近鉄日本橋はどのあたりが改札なんだろう？と言う状態。地図を確認して、またしばらく歩くことに。途中…と言うか、一件置きくらいに立ち呑み屋さんがあって、何となく入ってみたい気分でしたが、夜にナオさんと呑むのでここは我慢して、新大宮まで戻ることに。

新大宮からＪＲ奈良駅まではまた歩きです。テクテク歩き、ナオさんとの合流場所、ＪＲ奈良駅に…１１８：３０PM位に到着。…まだ仕事してるだろう、ナオさんは（←当然）。なので、ボケーッとしながら、待合室で呆けていました。…この時点で全身に筋肉痛の気が。どれだけ運動不足なんだよ。

最終的に、ナオさんとの合流は１９：００位でした。

さて、夜の奈良の街に出て、お店に行く段で「実は予約してないんですよ～」とのこと。金曜日と言うのもあって、どのお店も結構人が入口で待っている様子が見受けられました。ナオさんが今回連れて行ってくれる予定のお店も同じようで、店員さんに訊くと、「２時間くらいの待ちですが、そのあとは今待っている方からの案内になるので、そのあとどの位かかるかは・・・」と言うこと。お店に行けないのは残念でしたが、でも別にその店でないといけないと言う理由はなかったので、ナオさんに別のお店をチョイスしていただくことに。

最終的に、鶏肉の焼肉を出してくれるお店に、飛び込みだったのですが、個室っぽくてよい感じの席に通してもらえました。で、色々と頼んだんですけど…興奮していたのか、ビールで「お疲れ」と「再会を祝し」と言う感じで乾杯して、自宅出発時に集めた物（熊谷土産）をお渡しして・・・。

実は、この辺までしか記憶が無いんです（オイオイ）。相当興奮していたようで、たかがビールで完全に酔ってしまった様でして。気が付いたら、会計していたって感じです。んー、せっかくの再会もこれじゃ台無し。ごめんなさいナオさん。

で二次会、チェーン店に入ったと思うのですが、ここも記憶が。ただ、ナオさんがどうしても呑んでほしいって言う日本酒が・・・実は初めに待ちでひどかったお店にしかこの周辺では置いてない日本酒だったそうなのですが・・・この居酒屋にもあって、早速それをいただきました。いただいたんですけど、感覚はすっかり麻痺。味の記憶がありません、銘柄もわからない状態（酷い）。

一方のナオさんも「なんか眠い」と言って、席に横になって眠られてしまいました。琥珀は一人で適当につまみ頼んで呑んでいようと思ったのですが…。

次に意識が戻ったのが、店員さんに起こされてでした。慌てて時間を見ると４：３０ＡＭ。ラストオーダーも終わり、みな精算も完了・・・と言うか、店内にいるのはナオさんと琥珀だけと言う。…寝るなよ、自分。

取り敢えずナオさん起こして、精算して、外に出ました。寝ていた分、頭はすっきりしていて酔いもない感じでした。

と言う、二日目から三日目の呑みでした。

んー、自分が寝たのが悔しい!!しかも、一次会から記憶が無いってどういう事よ、自分。

これが真相なんです。すみませんナオさん。および読んでいただいた方々。

そんな感じで三日目の朝を迎えることになりました。