一目惚れ

そもそも、KOTOKOさんの曲を聴いて「この人の曲が好きだ!!」と思った曲は「leaf ticket」という曲でした。

その頃は持病も重くないものの、会社は解雇されていて、親の脛をかじりつつ生活していた時でした。そんな中でたまたま、「パルフェ　～ショコラ　Second Brew～」というゲームに出会ったのが一番の曲でした。
というのも、「leaf ticket」という曲は、この「パルフェ」というゲームの主題歌になっていた曲でもあったからです。
そこで一つ目の「一目惚れ」。KOTOKOという女性シンガー(当時は単純にシンガーだと思っていましたが、実際は「シンガーソングライター」が正解でした)に一目惚れしました。程よいキーの高さでキュートなハスキーボイス。だけど、その中に秘められている言葉と「奏でられる歌」(曲を奏でるのではなくて、KOTOKOさんは「歌」を奏でていると思います)に完全に゜魅入られていました。

さて、そんな「leaf ticket」が主題歌のパルフェですが、いわゆる18歳未満の方のプレイ、購入禁止.に属する曲でした。ミクは実際このゲームをプレイして感じたことは「別にHなシーンなんていらないくらいにシナリオが成り立っているのに、わざわざ18禁ゲームにするのはもったいないな」と思ったくらいでした。
一通りプレイをして、ゲームのキャラにも「一目惚れ」しました。キャラクター名「花鳥玲愛(かとりれあ)」というキャラクターでした。往々にして、どのようなジャンルのゲームでも、現実に名はなかなか存在しない色の髪の毛の色というのがありますが、玲愛については金色の神をしていました。あとあとで知ったことですが、玲愛と言うキャラクターは、フランス人の母と、日本人の父の間に産まれたハーフ、ということ、そして、その母譲りであるのが蒼い瞳と金色の髪の毛、というものでした。それを知ってからはさらに特別な感情を持つようになりました。
パルフェ…というより、制作会社である「戯画」という会社(もとはTGLという会社が親だったようですが、今は逆転している様子です。TGLでは、PC-9801で「ソードダンサー」なるアクションRPGをリリースしていることで有名です)が色々な方面に知られていて、その中でも特に玲愛は人気投票にしても一位を取るくらいに人気キャラだったようです。ゆえに、翠紅のような二次作品を作られるかたがたにとっても玲愛をめいんにしたものがあり、ある方のシナリオでは「こんな、青い瞳に金髪の女の子なんて、興味本位でしか付き合ってくれるような人はいない」ということを言っている場面がありましたが、自分はどちらかと言うと、ツンデレの元祖であるという噂の玲愛の正確に惚れていたのが事実です。

色々調べてみたのですが、実は「金髪」や「蒼い目」というのは「劣等遺伝」でしかなりえず、アジア系に多い茶の瞳に黒髪、というのは優等遺伝として、金髪などと掛け合わさ.れると、なかなか金髪として生まれることは少ないのだそうです。
そういう場面+玲愛は生まれも育ちも日本で、純日本人であることから、色々と苦労もあったのだとは思うのですが、実にかわいい性格をしていると　感じてなりませんでした。


ミクが「パルフェ　～ショコラ　Second Brew～」を知ったときには、すでに細部に改良を加えた「パルフェ　(略)　-Re-Oder-」と、外部ソフト会社による家庭用ゲーム機への移植作「パルフェ　～Chocorat Second Style～」(家庭用では、脇役であった川端瑞奈と、家庭用オリジナルキャラ沢崎美緒が追加)が発売されていて、迷うことなく家庭用も購入しました。
その後、この家庭用をTGL名義に変更して、パソコンへの逆移植として、「(略)　-Standerd Edition-」がリリースされました。そして、昨年？、パルフェ10周年として、PS VITAに「パルフェ」(副タイトルなし)がリリースされました。

さすがに家庭用を持っていて、内容もその家庭用として委嘱されたものそのままということなので買ってはいませんが、いまだ、ミクの中ではパルフェは熱いゲームの一つです。
現に今、デスクトップをかざせっているのは玲愛ですし、持っているiPad miniは登場キャラの一人、雪乃明日香がセットされています。


もともと、ゲーマーな翠紅でしたが、ここまで熱く、長々と愛し続けているゲームは帆には存在していません。

KOTOKOさん、花鳥玲愛。
この二人の存在は、ミクの中では大変大きなものになっている、そんな愛すべきキャラクターなのです。ゆえに、一目惚れしてしまった…卵が先か鶏が先か、的な話ですが、この二つのキャラクターには本当にたくさん助けてもらっている、それだけはまごうことなき事実です。